姓名判断で画数の下一桁「7」系統がもつ意味について解説します。
目次
姓名判断で画数7系統は「素直な金属」を意味する
姓名判断で下一桁が「7」の画数には、共通する特徴があります。
7は陽の金です。
金性すなわち金属で、その中でも陽性の性質なのが7です。
まっすぐ意思が強く、頑固でめげない、さっぱりとした性質です。
名前の各部位に下一桁7が来ると、このような性格に誘導されます。
また、7は技芸を司り、技術の熟練、話術の発達など、ものづくりや芸事に適正があります。
一度決めたら素直にまっすぐ直線的に突き進みます。
反省はせず、明るくあっけらかんとしたところがあり、「壁にぶつかるまではとりあえず前向きに前進する」といった性質です。
画数7系統にもそれぞれ特色がある
下一桁「7」の画数の中でも、さらに細かく性質が分かれていきます。
7
17
27
37…
順番に見ていきましょう。
画数7がもつ意味、運勢
画数「7」は、真っ直ぐに突き進む金属を表します。
裏表がなく、常に前に突き進む性質があり、猪突猛進・頑固一徹です。
こうと決めたら止まりませんので、技術や芸事においては、その道のプロになり得ます。
地格に7が来ると、言葉も率直ではっきりしており、わかりやすい人です。せっかちで融通がきかないところがありますが、さっぱりとした前向きな人です。
人格に7が来ると、「打てば響く」知性があり、意見を求められれば明快な返答をします。物事に対して直進する傾向が強く、こうと決めたら譲らず、ときには失敗するまで突き進んでしまうことも。
外格に7が来ると、相手を鉄の斧でなぎ倒す強さが出ますが、その実力を買われて社会では活躍します。少数の親友を得ますが、意見の相違ですれ違ったままになりがちです。
総画7だと、裏表がなく、明るい努力家で、単純明快な生き方を好みます。賛同するパートナーも得やすいですが、やはり突き進んだ末に一人ぼっち、ということも少なくありません。技芸で達人になる人が出ます。
画数17がもつ意味、運勢
17は、職人気質が如実に出ます。
脇目も振らずまっすぐに突き進む、直進タイプの人です。
後ろ向きなところがなく、陽性な頑張り屋ですが、他社の意見を聞かず猪突猛進してしまうので、気がつけば孤独、という暗示があります。崖に落っこちるまで止まらないタイプなので、他の部位にブレーキの役割をする冷静な画数があれば、バランスが取れ、直進型の良い面が現れます。
地格に17が来ると、言葉がストレートできつく、はっきりきっぱりな性格になります。
幼少期から手先が器用で、技術や楽器演奏などに優れた適正を発揮します。
総画に17が来ると、裏表がなく、突進あるのみの単純明快な人物になります。猪突猛進して失敗することも少なくありませんが、めげない性格なので、しばらくするとまた別の目標に向かって猪突猛進します。
また、人名ではありませんが、年号も画数の影響を受けます。「昭和」は17画で、周りの意見を聞かずに突き進む誘導が働きました。一方で戦争から敗戦へ突き進み、一方で戦後の経済復興へ突き進むかたちになりました。
画数27が持つ意味、運勢
27は傲慢さとワンマンさが出ます。真っ直ぐで折れない7系統のなかでも、ことさら強情でわが道を行く一匹狼の数です。
我が強いですが、世間のニーズとマッチすればそれなりに良いところまで成功する運を持っています。
自我が強く、粗雑な要素があり、独自のわが道を行く人生になります。
地格に27が来ると、小さい頃から群れずに自分の道を探します。言葉と思考がストレートで、やや雑な面もありますが本人は気にしません。
人格に27が来ると、知性とひらめきに優れ、打てば響く切れ者が多いです。独自の着眼点を持って突進していきます。
外格に27が来ると、言葉がストレート過ぎて相手を傷つけることも多くなります。相手の意向はあまり気にしないので、気が合う人ならいいのですが、そうでなければ敬遠されます。孤独がつきまとう運勢です。
総画に27が来ると、典型的な一匹狼となり、人の行かない道を見つけて生きていくことが多いです。しかし、粗雑な面があり、その道で第一人者として大成するかといえば、そこまでではなく、中途半端といえば中途半端ですが、中程度の成功を収める傾向があります。
画数37が持つ意味、運勢
37は「職人の数」です。派手さはありませんが、裏表なく実直に歩み、その道のプロフェッショナルとなる誘導が働きます。
一事に専心していくにはとても良い数です。
地格に37が来ると、子供の頃から凝り性で、一つのこと、特に技芸にのめり込みます。周りを気にせずわが道を行くので、上達も早いでしょう。
人格に37が来ると、物静かな中にも聡明さと実直さが光ります。専門分野を質問されると、的確な意見を述べます。
外格に37が来ると、周囲の評価は地味ですが、実直さと正直さが信用を持たれます。遠く離れた地にもファンができるようなタイプです。好き嫌いも意外とはっきりしており、言葉も切れがあります。
総画に37が来ると、まさに職人、派手さは無くてもその道に熟達したプロフェッショナルになる誘導が働きます。地味ですが人々の信頼を得て、故郷を離れ大成する人もいます。真っ直ぐな性格で、苦労もやりがいと捉える努力家で、努力そのものが人生のような人です。真っ直ぐで正直すぎるので、ときに変人扱いされますが、多少の困難は物ともせず、わが道を邁進する手応えの大きい人生を送ります。
総画37の著名人には、マラソン金メダルの高橋尚子さん、元首相の小泉純一郎さん、靴職人でファッションデザイナーの三原康裕さんなどがいます。
画数47が持つ意味、運勢
47は、7系統の中でも最も強運で、盛大なエネルギーを放つ数です。
7の前向きな猪突猛進性に、4+7=11で11の持つ先取性と着実性を併せ持ち、どんな環境でも真っ直ぐに伸びる大樹のように清廉で大きな人物になる誘導が働きます。
大きな画数なので、主に総画に現れます。
総画に47が来ると、真っすぐで力強い精神を持ち、明るく前向きで、大変なことにも積極的に取り組むため、周りが放っておかないでしょう。パートナー運にも恵まれ、公私共によき相棒ができます。
純真で裏表がなく、ど真ん中をまっすぐ堂々と歩みます。ときにぶつかることもありますが、敵もいつの間にか味方になっているような、ひだまりの大樹のようなエネルギーを持っています。
何事もまっすぐ進むので、怪我や事故には気をつけましょう。といっても大事には至りませんし、周りの助けもあります。
37と同じく、真っ直ぐで純真すぎるため、時には変人扱いされ、笑いものにされるかもしれませんが、それも一時のものに過ぎません。人生トータルで見れば、やりがいと実りの多い、充実した人生になるでしょう。
総画47の著名人には、元東京都知事の石原慎太郎さん、政治家の小泉進次郎さん、女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズさん(アルファベット計算)などがいます。
画数57が持つ意味、運勢
57は、一途にまっすぐ物事に取り組みますが、5+7=12で、12の持つ中途挫折の要素が加わります。
基本的には良い数ですが、途中で困難にぶつかりやすい誘導が働きます。
それでも、前向きに直進するエネルギーが強いため、ときに苦労を伴いながらも、自分の道を淡々と極めて行くことができます。
総画57の人は、47や67のような華やかさにやや欠けるものの、渋い魅力で一定のファンや支援者を得るでしょう。
言動に裏表も少なく、周囲の信頼も得るので、一緒に働く仲間に恵まれます。
私生活のパートナーとは、勝手に進みすぎるがためにすれ違いを起こす可能性があります。
心を広く、気長に構えて、やりがいのある道のりを楽しみましょう。
総画57の著名人には、俳優の渡部篤郎さんなどがいます。
画数67が持つ意味、運勢
67は大変な強運の数です。強さ、華やかさ、明るさなど、良い要素を多く備えることができます。
総画67の人は、自分の道を見つけて邁進しながらも、6+7=13で、13の持つ華やかさと明るさを兼ね備え、周囲に祝福されながらわが道を極めていくことができます。
やりがいと達成感の多い、実りある人生を歩む土台を持っています。
画数77が持つ意味、運勢
77は、金性を表す7が重なり、強固な鉄のように頑固さが現れます。
また、7+7=14で、14の持つ上昇下降の激しさもあるので、ときに行動が一定せず、物事をし損じることもあります。
しかい、持ち前の前進する力で、自分の得意分野に集中し、長期的にやり続ける資質があるので、その道で尊敬される人物になりえます。
画数87が持つ意味、運勢
81まで行くと、一巡して元の1に戻ります。
ですので、姓名判断では87は7と同じ意味になります。