姓名判断において、「数」はそれ自体に意味があり、それぞれ異なる種類のエネルギーを持っています。
数は一つ一つ、微妙なニュアンスで異なる意味を持ちますが、性質が似たグループに大別すると、ざっくり大まかに分類することができます。
まずはそのグループを覚えましょう。
目次
画数の「下一桁」で大まかな特徴が分類できる
画数は下一桁を見れば、特徴がわかります。
0〜9まで、それぞれの特徴が現れますが、ざっくり言うと、1と2、3と4、5と6、7と8、9と0 の5つのペアに分けることができます。
画数の「下一桁」は5つのグループに分けられる
5つのペアは、「木・火・土・金・水」という5つの性質に分けられます。
これらは曜日ではありません。
木は樹木、火は炎、土は土、金は金属、水は水です。
1・2 → 木 の性質
3・4 → 火 の性質
5・6 → 土 の性質
7・8 → 金 の性質
9・0 → 水 の性質
例えば、画数の部位のうち「人格」はその人の性格に大きな影響を与えますので、下一桁が3や4の場合、「火のように熱しやすく華やかな性格」が現れてきます。
また、例えば、対人関係に影響を与える「外格」の下一桁が5や6の場合、「土のような柔らかさと包容力で相手を受け入れ包み込む対人傾向」が現れます。
(木火土金水の一覧を掲載予定)
5つのグループはそれぞれ陰と陽に分割できる
1・2 → 木 の性質
1と2は同じ「木の性質」ですが、
1は「陽の木」
2は「陰の木」
と「陽と陰」に分けることができます。
陽と陰は、光と影、太陽と月のようなもので、一つの物事の表と裏を表します。
この世の中の物事は、全て陰と陽があります。
全ての物事は、陽だけでは存在できないし、陰だけでも存在できません。
陽があれば、自然と陰もセットでくっついてくるものなのです。
例えば、物に光(陽)が当たると必ず影(陰)が生まれます。
人は酸素(陽)を吸うと二酸化炭素(陰)を吐き出します。
成功(陽)には妬み(陰)がつきまといます。
(陰陽五行の記事リンクを掲載予定)
ちなみに、他の有名な占いでも、一つの事象を陰と陽に分けて考えるものが多いです。
例えば細木流の六星占術では、木星人を+(プラス)と−(マイナス)に分けていますし、ゲッターズ飯田さんの五星三心占いでも、カメレオンを金と銀に分けています。
1 → 陽の木
2 → 陰の木
3 → 陽の火
4 → 陰の火
5 → 陽の土
6 → 陰の土
7 → 陽の金
8 → 陰の金
9 → 陽の水
0 → 陰の水
ただし、陰が悪くて、陽が良い、ということは全くありません。
あくまでも一つの物事の異な面を表しているに過ぎませんがら、陰と陽=凶と吉ではなく、「性質の違い」でしかありません。
(木火土金水の陰と陽に分けた一覧を掲載予定)
それぞれの性質
では、それぞれの性質を簡単に解説します。
木のグループ
「1」 陽木 → 自立性。創業。主導権。リーダー性。理屈っぽさ。
「2」 陰木 → 補佐。献身。義理堅さ。二面性。
共通点としては、同じ木なので何事もまっすぐ前進していくところ、
論理的・現実的であるところです。
火のグループ
「3」 陽火 → 華やかさ。明るさ。ひらめき。さびしがり。
「4」 陰火 → 賢さ。合理的。効率的。アップダウン。
どちらも華やかな知性を感じられる数です。
土のグループ
「5」 陽土 → 包容力。広がり。復活。頑固さ。
「6」 陰土 → 愛嬌。仁義。同情的。愚鈍。
どちらも相手を包み込み受け入れる反面、自らにはストレスがかかることもあります。
金のグループ
「7」 陽金 → 突進。明快。技芸に秀でる。なぎ倒す。
「8」 陰金 → 強靭。完成。分離。
例えるなら、7は鍛え上げている途中の鉄、8は鍛え上げきった鉄のイメージです。
水のグループ
「9」 陽水 → 流れる水。循環。無私。
「0」 陰水 → 留まる水。蓄積。不活発。創造。
9と0は数の極限であり、宇宙全体とつながっていこうとする働きがあります。
個人的には苦があっても、社会的には大きなことをやり遂げる誘導があります。